抱っこ法とは?

子どもが生まれたらいっぱい可愛がって、抱っこして、お散歩にも行って、
幸せな時間を過ごすはずと思い描いていたのに・・・

どうしてこんなに泣いてばかりなの?
どうして言うことを聞いてくれないの?
なんでこんなにイライラする自分になってしまったの?
私の何がいけないっていうの?

そんなふうに悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか?

それは決してお母さんの育て方が間違っていたということではありません。
子どもはどんなに小さな赤ちゃんでも、
お母さんのことを思っていて
「お母さん大好き」という思いでいっぱいです。

でも、子どもからの「大好き」が上手く伝わらなくなったり
お母さんからの「大好きだよ」という思いが届けにくくなったりすると
とたんに子育てが難しく感じるようになってしまいます。

抱っこ法では思いが通いにくくなってしまった親子の心を解きほぐし
親子のきずなをよりしっかりしたものへとしていきます。
そしてその親子の仲立ちをするうえでとても大切な意味を持つのが
『泣く』ことなのです。

現代の子育ての多くは泣かせない子育てになっています。
多くの場合子どもが泣くとすぐに泣きやませようとしてしまうのです。
子どもの泣きたい気持ちに寄り添って心ゆくまで泣かせてあげるなんていう
ことはほとんどないのではないでしょうか?

子どもは心に抱えた「怖いよ」「さみしいよ」といった感情のストレスを泣いて
それを親しい大人に受け止めてもらうことによって
心の傷を癒していきます。
しかし多くの場合その気持ちを聞いてもらえることなく
泣き止まされることによって
その感情のストレスを心に抱え込むことになってしまうのです。
そうすると心が苦しくなってお母さんが困るような行動をとってしまいます。

そしてこんなふうに苦しさを抱え込んでしまう心のからくりは
大人だって同じことです。
小さいころから泣かせない子育てを受けてきたことで
気持ちを通わせ合うことが上手くできずに
大切な気持ちを心の奥深くにしまいこみ苦しくなってしまうのです。

ですから、子どもの泣きをしっかりと受け止めてあげるということは
実はとても大切な意味があるのです。
そして大人自身も泣くことで心の傷を癒し
本来の自分らしさを取り戻していくことができるのです。

抱っこ法は「癒しの子育て」と言われています。
親と子がともに癒され幸せを感じ合える
そんな時間を一緒に探してみませんか?
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プロフィール

下和田 実(しもわだ みのる)
1971年生まれ
大阪府立大学社会福祉学部卒業
堺市こどもリハビリテーションセンターにて保育士として16年間勤務
障害を持った子どもたちの療育やお母さんたちの相談にのる仕事をしていたが
大学生の頃から学び続けていた抱っこ法を
広く伝えていくことが自分の天職との思いを抑えることができず
平成22年に退職し抱っこ法の援助者として独立する。

現在抱っこ法の親子でのセッションや大人の方の個人セッション
障害児者の心のケアなどの相談にのったり
ワークショップや講演会などで広く伝えていく活動を行っている。